「食の終焉」~グローバル経済がもたらした、もうひとつの危機~
これは、2013年に出版された書籍で、「THE END OF FOOD」という、かなりショッキングな英語タイトルの翻訳書です。
非常に綿密な調査に基づいた、包括的な考察が行われていると思います。
この書籍の概要は、訳者解説「食を見ればグローバライゼーションの本質が見える」に、非常にわかりやすく集約解説されています。
以下は訳者解説冒頭のパラグラフです。
「破綻に向かって邁進するグローバリゼーションの本質を、食の視点から鋭く突いた一冊である。本書を読み進めるうちに、2001年のノーベル経済学賞を受賞した経済学者ジョセフ・スティグリッツの「誰も幸せにしないグローバリゼーション」という言葉が何度も脳裏をよぎった。」